福田復彦
グローバルパーソンもクリスマスの七面鳥焼きで悪戦苦闘します。
一年の最後の月12月は世事に疎い教師も忙しく走り回る師走です。グローバルパーソンのクリスマスも気ぜわしくなります。西欧諸国でも仕事中にも関わらず、心ここにあらずの気持ちとなるようですが、それはクリスマスの過ごし方の悩みに頭を支配されるからだと思います。
日本ではクリスマスとお正月の準備が重なり一年で最も忙しい月となります。24日が過ぎれば直ちにお正月の飾りの準備に取り掛かります。クリスマスツリーの出現が毎年早くなるような気がします。今年は10月末にある店に飾られているのを見ました。
このキリスト教徒にとって最も重要で厳粛な祭日を異教徒の国、日本はどこでどう解釈したのか国民挙げての娯楽イベントに化かしてしまいまいました。学校や子供会などでもクリスマスツリーを飾りクリスマス会、レストランなどもクリスマスイベントとして特別企画を高値で売り出します。このような場所では何故か「メリークリスマス」と挨拶を交わします。
憲法では公立学校などで特定の宗教に関わった行事を禁止していますが、クリスマスのお祝いを誰も本当の意味や意義を知らずまた教えないので、単なる子供たちの忘年会としているので憲法には抵触しないいという解釈でしょう。テレビなどでもクリスマスについて色々放映しますが、何のことかは説明しません。すると法律に抵触するのでしょうか。
また恋人たちがホテルのレストランなどで高価なシャンペンなどを抜いて特別料理と称するものを食べて一夜を過ごすイベントは何処からきているのでしょう。
クリスマスになると日本でもローストチキンを食べるようになりました。これはアメリカ人がローストターキーを食べることを真似しているように思います。12月に入るとスーパーマーケットなどで冷凍の丸ごと七面鳥の販売が始まります。サイズはだいたい10~15キロです。日本のオーブンはサンマを焼くサイズですが、欧米では七面鳥を焼くサイズが一般的です。
大きな解凍済みの七面鳥を水洗い、水気を払い、味付けします。内臓はあらかじめ除去されていますので、これに入れるスタッフィングを作ることがひと仕事です。材料集めだけでも大変です。これは夫々の味の好みで決められますが、鳥の味にも大きく影響します。詰め物を鳥に入れてタコ糸で縛る等など一連の作業のあとで、七面鳥を焼くオーブンの温度管理も大変で、焼きあがるまでに数時間かかります。まさに悪戦苦闘の一日です。
海外ビジネスのお手伝いいたします。お気軽にお声がけください。
グローバルパーソン#クリスマス#七面鳥ロースト #ツリー