福田復彦
グローバルパーソンのレストランでの女性のエスコートは一種の社会的ルールにしたがいます。
まずレストランの扉を男性が開け女性を通します。中に入ったら男性が女性の半歩くらい前に案内人に予約してあればその旨を伝え、してない場合は人数を伝えます。クロークなどで女性がコートを脱ぐのを男性が助けます。案内人が先頭で次が女性、男性が後になります。案内人がテーブルでの女性の着席を助けますが、男性は女性の着席前に座らないことです。案内人は当然女性を上席に座らせますが、案内人がいないときは男性がそれを勧めます。上席とは女性が壁を背にして座る、もしくはレストランの奥の席を示しますが、外の風景がきれいな場合などは、このルールは適用する必要がありません。
注文はキャプッテンに対して女性の分も含め男性が一括して行うのが普通です。女性の中にはかなりグルメの人もいますので、それが事前に分かっていれば彼女がしてもいいでしょう。男性が女性を招待した場合はともかく、割り勘では女性も自分でメニューを全て決める権利があります。
支払いは現金よりクレディトカードの方が女性に支払金額が知られず、またスマートです。割り勘の場合でも一括して男性が支払います。よく食事が終わったら女性はトイレに行き、その間に男性は支払いを済ますことを勧めていますが、カードですとその必要はありません。
レストランを出る時、まずは男性が立ち上がり、女性の椅子を引いたり、コートなどを着ることを助けます。女性が先に立って出ますが、扉は男性が開けます。
ご参考:注文は男性がするものと書きましたが、筆者の場合は、キャプテンに対して女性の注文をまず聞いてくれるように頼みます。その方が女性もキャプテンから料理の内容などを直接聞けて選びやすくなるからです。無論女性へのエスコートは行います。
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